■きれいな芝生があったら、どのようなことをしてみたいですか?
たとえばピクニック、子どもとボール遊び、一人で読書…など、芝生は皆さんの大事な憩いのひとときを演出してくれる素敵な場です。
でも、そのきれいな芝生を維持するために大事な作業がいくつかあります。その1つがサッチングです。
■サッチングとは?
芝生の根元に分解されずに堆積してしまった「枯れた葉・根の層(サッチ)を取り除く作業」のことです。芝草はリグニンやセルロースを多く含むため、分解されにくい性質があります。
このサッチは、植物にとって重要な土壌の通気性と水はけを悪くしてしまいます。枯れた葉などは病害虫にとって居心地のいい場所を作り出してしまいます。定期的にサッチングを行い、芝生にとって良い環境をつくってあげることが大切です。
■具体的にどういう作業をするの?
芝生を張った最初の年はサッチがありませんが、2年目以降サッチが堆積していきます。
いくつか方法がありますが、ここでは5つ紹介します。
- 熊手などで掻き出す
サッチングの基本は、熊手やレーキなどでサッチを掻き出し、サッチを取り除きます。ただし、密度が高い芝生などでは困難な場合も多いです。
- サッチングマシンを使う
熊手などでは難しいような密度の高い芝生や広い面積では、サッチングマシンを使います。
- 目土をして分解を促進させる
目土をしてもなかなか分解されるものではありませんが、地表面の高さは上がりますが目土は重要です。
- サッチ分解材を使う
前述したように芝草は自然分解が進みにくいので、サッチ分解材を使うことによって分解を早めることができます。
- 冬枯れした芝焼きをする
そもそも枯れた葉がなければいいので、新芽が出てくる前(2~3月頃)に冬枯れした芝を焼く方法もあります。枯れ葉がなくなるだけでなく、病害虫も一気に駆除できるので様々なメリットがありますが、火の扱いや焼いた後の炭などのリスクやデメリットもあるので、家庭ではよく考慮した上で実践してください。
いかがでしたか?
見えないところにサッチが広がり、芝生を荒らしてしまう前に、ぜひ「サッチング」をおこない、きれいな芝生を維持しましょう。