芝生のスライシングとは?

芝生を育てていると突然部分的に枯れてしまったり葉が黄色くなってしまうことがあります。芝を健康に育て美しい状態を保つための方法はないのでしょうか。

芝は成長とともに古い根が増えてきます。古い根が増えてくると新しい根の成長を妨げることに繋がります。芝生を活性化するための作業に「スライシング」があるのをご存知でしょうか。

スライシングとは、芝生専用のターフカッターで芝生に均等の切れ目を入れていく根切りの作業のことです。ターフカッターで切れ目を入れるのは、古い根を切って新しい根を成長させることを目的に行う作業で、芝生の活性化に繋がるのです。

更に、土壌に切れ込みを入れることで水はけの改善にも効果を発揮します。人がよく歩くところの芝生は、土が締まり水はけが悪くなったり、根の成長や発育に障害が出ます。しかし、スライシングを定期的に行えば水はけ改善や病気の発生、コケなどのトラブルを軽減させることができるのです。

芝のスライシングのやり方は、ターフカッターで20~30㎝間隔で切れ目を入れるだけの簡単な方法です。芝生が成長する時期は3月後半から6月くらいですので、この時期にスライシングを行うことが最適といえるでしょう。

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